富士市の住宅やマンションの購入や売位客に向けて、富士市の特徴を解説!
富士市の人口密度は、静岡市、沼津市、三島市よりも低い
富士市は、市の大部分が富士山の裾野に面する傾斜地です。都市化に伴い、市街地が郊外へと拡大している都市になります。 JR 富士駅周辺や吉原中央駅・吉原本町駅周辺、JR 新富士駅周辺でも人口密度が低い状況です。静岡県の人口密度が高い静岡市、沼津市、三島市と比較しても、富士市の人口規模に対して、人口密度は40人/haと2/3程度の密度しかありません。
富士市の市街地の人口密度
富士市の市街化区域の人口密度
40人/ha
35人/ha
富士市の市街地の中心は工業地域
富士市は製紙工場や大型商業施設の都市
富士市の市街地の中心は工業地域が配置されており、その周りに商業系用途地域と住宅系用途地域が配置されています。富士市内に工場を有する企業として、富士山の水を利用した製紙として日本製紙、王子マテリアがあり、富士市を走る岳南鉄道が製紙工場の資材を運ぶために使われていた時代もありました。その他には、ジャトコ、旭化成、東芝と日本を代表する企業が、富士市に工場を有しています。商業地域は、JR 富士駅周辺や吉原中央駅・吉原本町駅周辺、幹線道路沿いに配置されています。
富士市の商業施設を代表して、イオンタウン富士南、ヤマダ電機、ニトリ、アピタやコープがあります。
住宅系の用途地域は、工業系用途地域及び商業系用途地域の周辺部に配置されています。
富士市の世帯数は増加・人口は減少
人口の減少は、転出や少子高齢化の影響
富士市のの人口は、平成 21 年をピークに減少傾向を示しているものの、世帯数は増加傾向が続き、世帯当たりの構成人数が減少しています。近い将来には、世帯数も増加から減少へ転じることが予測されています。人口が減少している理由として、富士市からの転出による社会減少が高く、少子高齢化の影響による自然減少も同様に高い傾向を示しています。社会減の要因は、大型事業所の閉鎖・縮小等による雇用環境の悪化推察されます。そのため、雇用の確保が非常に重要であると言えます。
富士市の特徴 - まとめ
今回、富士市における不動産の購入や売却をご検討の方に向けて、ご参考になればとの思いで、富士市の特徴を解説してきました。富士市は、人口減少の波を受ける静岡県の1つの市ではあるものの、大規模工場が操業し、大型商業施設も有する力強い街であることが言えるかと思います。また、人口密度が低く車社会のため、ドライブスルーや大型駐車場を有するコンビニが進んで進出している地域であるとも言えるかと思います。不動産の購入や売却につきまして、不動産コンサルタントとしてご相談にのっております。ぜひご相談くださいませ。