常葉大学は建物を売却、富士市は土地を賃貸、ホテル建設の正式合意で、観光客を誘致へ
静岡県の富士市は、富士常葉大学のキャンパス跡地に、リゾート施設の時之栖（ときのすみか、御殿場市）は、同大の富士キャンパス跡地にリゾート施設を開くことで正式合意しました。
富士常葉大学は、静岡県富士市大渕に位置し、2000年に設置され、2018年に廃止された私立大学です。
時之栖は富士市にホテル建設し、スポーツ団体を集客する！
時之栖は既存の校舎をホテルへと改装し、スポーツ団体を中心に集客します。時之栖、富士市、静岡の常葉大学と三者間で覚書を締結しました。富士市の小長井義正市長は「市の発展に大きく寄与する」と歓迎しました。
常葉大学の建物を2億円で売却、富士市から土地を賃貸
常葉大学は、キャンパスを2018年に静岡市内へ移し、跡地利用の問題を抱えていました。常葉大学の周辺は、富士総合運動公園として地元住民に知られています。さらに、国体で利用される静岡県富士水泳場もあり、富士市より、一帯は「スポーツウェルネス交流ゾーン」と指定されました。スポーツ施設を含むリゾート施設を運営する時之栖はノウハウを活かせると判断し、常葉大から建物などを約2億円で購入しました。
土地は富士市から借り、教室を大部屋にするなど改装を進めます。総投資額は10億円弱を見込んでいます。レストランやビール工場なども設けて観光客を呼び込んでいます。
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